モンキアゲハ
今年は 散歩途中に モンキアゲハの姿を何度か目撃しました。一頭があちこち飛び回っているのか 複数頭いるのか 分かりませんが、いろんな花で吸蜜中のモンキアゲハを写しました。
大型の黒蝶はなかなか見ないので、会えると嬉しくて、つい追いかけてしまいます。
モンキアゲハの成虫は前翅長60-75mm、開張110-140mmほどで、日本にいる蝶としては最大級の種類。大きいけれど 飛び方はすばやいので 飛んでる時はまったく写せません(^_^;) 吸蜜中や吸水中がシャッターチャンス(^o^)丿
▼ ヘクソカヅラで 先日は ヘクソカヅラの花で吸蜜中でした。
「へッ 臭くないの?」と思い、帰ってから調べたら、
臭いのは「茎や葉」との事。
でも蝶には臭くないかもしれないし(^^ゞ
ヘクソカズラ:
リンドウ目 アカネ科
▼ ヤブガラシの花で 翅が少し傷んでいます。
ヤブガラシ:クロウメモドキ目 ブドウ科
▼ 散歩道の傍らにはこんなお花も咲いていました。
<ヤマホトトギス> 学名:Tricyrtis macropoda ユリ目、 ユリ科
- モンキアゲハ チョウ目、 アゲハチョウ科
学名:Papilio helenus 日本産は亜種
- 成虫は前翅長60-75mm、開張110-140mmほど
後翅前半に大型の黄色斑をもつ、♂♀斑紋はほとんど同じ
新鮮な個体では 斑紋はほとんど白色に近く、日数が経つにつれて黄色みを帯びる
- 黄白色斑の周辺には小さな三日月状の赤い斑紋が並ぶ。
♀は♂に比べ赤斑が大きい。
南に行くほど配色はより鮮やかになる。
- 分布は 関東地方より以南の暖地
- 九州以北では普通年2回発生
第1化(春型)は5~6月に、第2化(夏型)は7~8月に出現
山林中の道路・空き地などに沿って飛ぶ姿を見ることが多い
- 花を訪れ、♂は湿地で吸水する事も多い
- 蛹で越冬
- 幼虫の主な食草はキハダ・カラスザンショウ・カラタチ・サンショウ・ユズなどのミカン科
参考 ウィキペディア、「日本産蝶類標準図鑑」(学研)
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コメント
モンキアゲハは、今年初めて、見つけました。
でも、いつも、高い木の上を飛んでいってしまい、
止まったのを見たことがありません。
zuccaさんは、追いかけ方が上手なのかな。
お花で吸蜜中とはいい場面です。
ホトトギスももう咲いているのですね。
ヘクソカズラ、お花だけ、切り取ってみると、あの独特のにおいはないの?試してみたくなりました。
投稿: ジュリジュリ | 2008年7月28日 (月) 13:32
今日は~。
毎日暑いですね。
暑さにもめげずお散歩してらっしゃるんですね~。
『もんきあげは』綺麗ですね。
写真を見ているとなんだか涼しい高原を歩いているようです。
へくそかずら・・・なんだか懐かしいです。
お花は可愛いですよね~。
でも枯れた頃にリースにしようとちぎると臭いんですよね~。
やぶからしはおままごとのいい材料だったけれど、
へくそかずらの実は触りませんでした。
こちらでは昨日の夕方虹が出ていましたよ。
投稿: 黒文字 | 2008年7月28日 (月) 14:02
ジュリジュリさん、こんばんは。
ジュリジュリさんもモンキアゲハ今年初めてだったのですか?大きな蝶 追いかけたくなりますよね。
私 追いかけ方が上手なのかな、そんなわけないでけど、
ネムノキでは カラスアゲハやクロアゲハが吸蜜中のところを何度か目撃しました。
「早い時間(8時頃)に林に行ったら 翅を広げて休んでいる蝶を間近で撮れた」という話も聞きましたよ。朝早くは動きが緩慢なのかな?
ホトトギスは秋のイメージですが、思ったより早くから咲きだしますね。
ヘクソカズラの事、ウィキペディアにはこう書いてありましたが、
お花は 今見ごろになっていますね。
試してみる?・・・私はパスだよ~、結果を教えてくださいね
投稿: zucca | 2008年7月28日 (月) 21:48
黒文字さん、こんばんは。
お暑うございます。参りますね~。
でも 林の中は木陰もあって少し涼しいです。
歩いてると汗びっしょりになりますけれど、
いろんな出会いがあるので、暑さもなんのその・・何ちゃって(^_^;)←やせがまん
写真 涼しげに見えますか、ありがとう~。
ヘクソカズラ お花は可愛いですね、
枯れた頃の姿もいいですよね、
実をつけてリースにも良さそうですけど、
枯れてもなお・・・匂いは残っているんですね。
私は サンキライの替わりに と思ったことがありましたけど、良いことを聞きました。やめとこ(^^ゞ
昨日は虹が見られたの、夏の夕立って感じですね。
こちらは雨降らなかったです、夕焼けがとてもきれいでした
投稿: zucca | 2008年7月28日 (月) 22:04
モンキアゲハは関東南部以西の暖かい地域に見られるようですね。こちら(霞ヶ浦周辺)の平地では見たことがありません。筑波山南麓はかつてミカン栽培をした農家があるので、そのあたりに行ったら見ることができるかな?
ホトトギスもう咲いているのですね。我が家の庭のタイワンホトトギス、点検したら、今年もルリタテハの幼虫が数匹いました。今年は家に連れ帰って飼わずに、そのままにしておいて、葉は見苦しくなりますが、自然孵化させようと思っています。
投稿: ぴょんぴょん | 2008年7月29日 (火) 07:36
おはようございます。
とても絵になる花と蝶。
ん、何か歌にありましたね ふるいな~
暑い中、爽やかな写真に癒されます。
暑さもなんのそので追っかけても、結果が出るから好いですね。
ちゃんと、モデルがよい位置に止まってくれてるね。
ホトトギス、早いですね。
我が家のは、まだ蕾も見当たりません。
投稿: シマのママ | 2008年7月29日 (火) 10:46
ぴょんぴょんさん、こんにちは。
ワクワク
モンキアゲハ関東南部以西とありますが、太平洋側では仙台あたりまで目撃されているようです。
ですから霞ヶ浦周辺でも可能性は大ですよね、幼虫の食草はミカン科だそうですし、林で見られるようですから、筑波山南麓であえそうな気がしますね~、
ヤマホトトギスは普通のよりだいぶ早い気がしますね、チラホラと花が咲いています。
ルリタテハの幼虫が数匹、数匹もだと どのくらい葉を食べるのでしょうね。
羽化したての美しい蝶が見られそうで、楽しみですね
投稿: zucca | 2008年7月29日 (火) 14:05
シマのママさん、こんにちは。

花と蝶 ん、歌にありましたね~、私もふるいなぁ。
写真 爽やかになっていますか、ありがとう~。
モンキアゲハ 今日はユリの花にいましたよ
シマのママさんのチョウトンボも蓮の花に止まってくれて とっても素敵。
良いモデルになってくれましたね
私はきょうもチョウトンボに会えなかったよ、見たいなぁ~~。
普通のホトトギスは10月頃花が咲きますよね、
ヤマジノホトトギスでしたものね??なんかちょっと違って早く咲くのでしょうね
ヤマホトトギスは普通のホトトギスより早いのかもしれませんね。
あっ でもシマのママさんちのは
投稿: zucca | 2008年7月29日 (火) 14:11