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廊下と歩き心地

 家の間取りをあれこれとやりくり していくと、部屋をつなぐ廊下がどうしても必要になることがあります。図面の中に「廊下」の文字を見つけても、そこに廊下があることを確認するだけで、それ程 気にとめないかもしれません。もしかすると 人によっては、廊下をなくして その分部屋を広くしたいと思うかもしれませんし、あるいは、いっそのこと廊下をもう少し広くして 小さなリビングか書斎のように使いたいと思うかもしれません。いずれの場合も、そういう思いをうまく実現できれば なによりと思います。しかし、どうしても廊下が出来てしまった場合留意したいと思うのは、廊下の 通風と採光 についてです。

 廊下は、部屋に挟まれる間取りとなることが多いと思いますが、その場合に 部屋間の通風を廊下が遮断してしまう場合があります。例えば、廊下に窓がなく 両側が寝室と子供部屋で いつもは扉を開けておきたくはない場合に、リビングやダイニングから吹き込んだ風が、廊下で行き場をなくして止まってしまうことがあります。

 廊下と階段がつながっている場合には、階段のある外壁に窓があれば 風の通り道となり採光することもできます。また廊下に開閉可能な天窓や壁上部に窓があれば、通風や採光に利用できます。それらが無理な場合には、部屋の扉の上部にランマを設けておけば、部屋内を通して採光と通風とに利用できます。 あるいは扉にガラリを設けておけば、扉を締め切っている場合でも、少なくとも通風には利用できるでしょう。

 住まいの中の環境は、出来る限り自然に近い方が健康にはより良いと思います。エアコンよりは自然の風を、照明よりは陽のひかりを出来る限り住まいに取り込んで利用できれば それがなによりです。間取りの中で廊下が出来たときには、通風と採光について ちょっと考えてみてはどうでしよう。歩き心地の良い廊下が出来るかもしれません。

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