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浴室・洗面脱衣室・トイレ

 浴室・洗面脱衣室などをキッチンの近くに設けることが多いと思いますが、そのメリットとして 管理のしやすさの他、水を使用する部屋を一箇所に集めることで、給排水の配管や換気ダクトなどの設備をコンパクトに出来ること、水音の発生源をひとつにすることが出来て 遮音がしやすくなること が あげられます。水音は、それらの部屋の前に廊下があれば 他室との間の緩衝帯の役目をしてくれますが、間取りによっては廊下を設けたくない場合もありますから、その場合には水音を閉じ込められるような間取りの配慮が必要でしょう。

 浴室の床を 洗面脱衣室の床より低くして 水の処理を行うことが多いと思いますが、出来れば二室の間に排水溝を設けて水を処理し 床の段差をなくした方が、将来を考えた場合には都合が良いと思います。将来とは、家に住まう家族が高齢となり 身体の自由がきかなくなった時です。

最近は「バリアフリー」の住まい造りが行われていますが、浴室と洗面脱衣室との間も同様に段差のない造りとした方が、歩行する場合も あるいは車椅子で乗り入れる場合にも都合が良いでしょう。最近のメーカーのユニットバスにも、バリアフリーに対応したものが多くありますから 参考にすると良いでしょう。(車椅子で乗り入れる場合には、扉や廊下の幅の寸法を検討する必要があります。またマンションでは、浴室からの配水管に勾配を設ける都合から、洗面脱衣室の床が廊下より一段高くなっていることがあります。)

 また、排水溝には 強度の高い角パイプ状やT型バー状のグレーチングを用いましょう。ステンレス板にパンチング(穴あけ加工)したものは、強度が低く歩行の際にたわむ事があります。また角パイプやT型バーの方向は、出入りする動線に対して直角方向に設けましょう。よく動線の方向に平行に設けてあるグレーチングを見かけますが、これでは水が角パイプやT型バーの上を伝わって洗面脱衣室側に流れてしまいます。

 トイレが一階と二階の両方にある場合について。例えば一階の浴室・洗面脱衣室の側にトイレがあっても、同じ階にリビングある場合には来客もトイレを使用しますから、プライベートなトイレとしての意味合いを強めないほうが良いでしょう。寝室や子供部屋がある二階のトイレを、家族だけが使用する室としてより充実させてはどうでしょう。

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